アメリカ車と中古車
確かにアメリカ車に対する消費者の不信は強まり、日本車のイメージが高まりつつありました。
・・・しかし、アメリカの消費者のアメリカ伝来の大型車に対する執着はまだ強いものでした。
アメリカ車は中古車情報サイトなどでも根強い人気がありますよね。
また、ガソリン価格が上ったとはいっても、産油国から石油の輸入国に60年代後半に転換したばかりのアメリカでは、第一次石油危機の時の日本や、その後の第二次石油危機の時のアメリカのガソリンめ値上りに比べて、値上りの程度がずっと低かったのです。
・・・ですから、日本の小型車がよく売れたといっても絶対的なものでなく、また大型車の売行きが2~3年下ったことは事実ですが、やがて1976、77年と、再び大型車の売行きは回復したのです。
・・・いずれにせよ、石油危機を日本的合理化と技術革新で乗りきった日本の自動車産業の国際競争力は、1970年代後半でもって輸出が全生産台数の過半数を超えたことに象徴されるように、完全に欧米に追いついたといってよかったのです。
しかしアメリカビッグスリーと単純比較すると、1975年時点でGMとトヨタの間には、売上高でGM357億ドル対トヨタ72億ドル。
純利益で12億ドル対1.9億ドルと、売上高でGMが約5倍、純利益で約6倍以上の差がありました。